田久保 龍
株のプロは何を買っていつ売るのか?―「儲け」を最大限にするファンダメンタルズ分析投資
 |
人気ランキング : 28968位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : インデックスコミュニケーションズ
発売日 : 2006-02 |
 |
科学的投資方法の提示本です |
企業価値に基づいて株価を算出する投資方法なので、価値と価格の算定が非常に明確である。
そのため、売買基準というのが非常に明確で、またこの本にあるやり方であれば大ケガをする可能性というのも低くなると感じた。
さらに、マクロ指標を用いて個別銘柄を考えるというのは、多くの個人投資家が書いている本では少なかった、あるいは書かれていても使えそうで使えないようなものだったが、この本にはマクロ指標の利用の仕方が分かり易く提示してあるので、入門者でも中級者でも一読の価値があるのではないか。
 |
真面目 |
基本的に割安株投資、バリュー投資について、マクロ経済指標の活用も含めて、真面目に書かれた内容であり、著者の方法に従えば少なくとも大きな損失を被ることはないだろうし、比較的リスクの低い堅実な株式投資が可能なように感じた。
理論株価は前提となる数字そのものが大きく変動するため、算出された数字そのものだけに着目すると誤解が生ずる恐れはあるが、その考え方は理解しておいて損はない。テクニカル分析について懐疑的である点も共感できる。全体として真面目なよい内容になっていると感じた。
 |
「株は安ければ買う、高ければ売る」という株の原則の解説 |
私は株の素人ですが、本書を読んで「株は安ければ買う、高ければ売る」という
大原則のHowの部分がどういうことか分かりました。個人投資家や企業の財務担
当だけでなく、多くの方に株に有益だと思います。要は株で儲けるためには、
1)社会や業界の動向を見据えた上で当該会社の将来展望を見極めること、
2)有価証券報告書や決算短信等の情報に基づいて企業価値を算定すること、
3)算定した企業価値に基づく売買の基準値をもつこと、
の3点と理解しました。
本書を一見すると、誰でも簡単に儲けられそうですが、しかしながら現実は遥か
に難しいと思います。戦略的に組織で取り組んでいる機関投資家でさえ利益確保
をすることは難しいとされるのに、個人投資家にとっては、1、2、3の何れをとって
も正確に見極めることはハードルの高い課題だと思います。
 |
久々に出合った投資に有用な本 |
私自身、過去に100冊以上の株式投資の本を読んできましたが、この本は、定価と比較し最も内容の濃い書物であったと思います。著者が最も言わんとしたことは、株価の変動は企業価値の変化に基づくものであり、これを見きわめる事が重要ということだと思います。この企業価値=理論株価について、著者は、この理論値の算出方法について紹介しており、またこの理論値と実際の株価推移を使って検証しており、この投資手法の有効性を示しており、私的には他のいかなる書に掲載されている投資手法よりも、理屈が理解でき、株式投資で利益が得られる戦略が紹介されていたと思います。最近は個人投資家が増加し、株関係の書物は洪水のように出されていますが大半は投資にあたって、理論的でなく実用性がないような本ばかりですが、この本は個人投資家にとって教書ともなるものだと思います。
 |
雰囲気に流されて売買をしている人にお勧めの一冊!! |
市場が完全ではないという信念のもとに書かれた、ともすれば当たり前のことをさまざまな角度から再認識させてくれる、濃い内容の一冊です。内容は一貫して市場が放置している歪みを筆者がどのような観点から分析しているのか、また、どのようなスタンス(利幅)で売買を実行しているのかということを中心に展開されているのですが、特筆すべきはそれらのノウハウを筆者が本書において惜しみ無く公開している点であり、これは実際に株式投資で痛い目にあっている多くの人々が即刻一読するに値するものだと感じました。かくいう小生にとっても目からウロコの一冊となりました。投資スタンスが固まらない迷える個人投資家さん達には是非お勧したい一冊です!